本サイトで提供している「AM/PM ⇔ 24時間表記 変換」について、操作方法と活用例を紹介します。
操作方法
- 上部のテキストボックス(入力)に、変換したい時刻を入力
- 最大1000文字まで入力できます。現在何文字入力したかは右下の「文字数カウンター」でわかります。
- 「変換方法」を選択します。
- 通常は「Auto Detect」のままで大丈夫です。
- 「変換」ボタンを押します。
- 下部のテキストボックスに、変換された時刻が表示されます。

活用例:仮想通貨の取引履歴を作成する
確定申告のために仮想通貨の損益計算をする際、取引所からダウンロードした取引履歴を損益計算ツール(Cryptact や Gtax、CryptoLinCなど)が指定する形式(いわゆる「汎用フォーマット」)に変換しないといけないことがあります。
こんな時に当ツールが活躍します。具体的な使い方を見てみましょう。
状況
こちらはある取引所の実際の取引履歴データです。
「Timestamp」の行を見るとAM/PM表記になっています。

多くの「汎用フォーマット」は24時間表記が求められるため、AM/PM表記を24時間表記に変換する必要が生じます。
このような場合、Excelの「セルの書式設定」から「表示形式」を変更することを試す方も多いかと思います。
しかし、この例のように取引時刻があらかじめAM/PM表記で記載されている場合、設定を変えても表示は変わりません。そのため手動での変換が必要です。
しかしAM/PMから24時間表記への変換は、単にPMの時刻に12を足して計算する、ではできませんので、何百件という取引データがあると変換には相当な時間がかかり、ミスも発生しかねません。。
もしミスが発生して取引時刻が実際と前後すると、
- 取得単価不明の通貨が発生(場合によっては取得する前に売ったことになるため)
- ⇒仕方なく取得単価を0円で計算
- ⇒存在しない利益が計上される
- ⇒本来支払うべき税金以上の額を払う羽目に
といった具合に、損することすらあります。。(税金計算は、ゆるふわに…というわけにはいかないから…orz)
本ツールを使って変換してみる
そこで本ツールを使ってミスなく変換してみましょう。
このように、変換したい「Timestamp」の行を選択し、コピーします。

下記の様に上部のテキストボックスに貼り付け、「変換」ボタンを押します。

「Detected: AM/PM format」とあるように、入力がAM/PM 表記であることが検出されました。下部のテキストボックスに変換結果が記載されており、正しく24時間表記になっています。
(なお 12 AM は 正午ではなく、深夜0時を指します。日本人が間違えやすいポイントです。)

出力をコピーして、貼り付ければ変換完了です。簡単。

一番右の行に貼り付けてみました。

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